有権者28ヵ国の協会員によるワールドラグビー会長投票選挙に関して、ピチョット氏24票、ビューモント氏2票、そして2協会が棄権という内容にて投票を締め切ったことを2020年4月25日に発表しました。
アル・ダライ氏は、「他の地域のラグビー協会とは異なり、執行委員会により投票を行うことではなく、今回の会長選挙ではアジアラグビーは各国の協会に、選好な候補者に投票するための自主を与えました。それが自分の、平等、透明性、説明責任の指導原則を活かした判断でした。
非常に残念なことですが、ワールドラグビーは「グローバルなゲーム」を目指しているのに現在のルールにより、アジアの28ヵ国のラグビー協会がすべての51票のうちにたった2票の投票権を持っています。ラグビーはグローバルスポーツを目指すなら、この投票制度がなるべく早く変わるべきです」と述べました。
「アジアは45億の人口を誇り、急成長している経済は新しいパートナー機会をもたらすだろう。アジアは昨年、日本にて大成功を納めたラグビーワールドカップを既に開催しており、伝説的な香港セブンス、噂に名高いドバイセブンス、そして番刺激されたシンガポールセブンスによって強く導かれたHSBC World Sevens Seriesの3大会も毎年開催されています。
人口とパートナーシップ機会は別として、ピチョット氏には、アジアと新興組合を含む全ての地域からのよりよいパフォーマンスを可能にする持続可能な競争経路を構築するビジョンがあると思います」と続きました。
アル・ダライ氏はまた、「アジアを代表して、どちらの候補者が選挙で勝利しても、ラグビーを次のレベルに引き上げるために最大限の努力を払い、平等、透明性、説明責任を大事にしながら、すべてのラグビー協会に財政的または運営的により取り組みやすくなるようにして頂けると信じています」